★番外編　50代のインフル①★

12月30日(月)

救急病院の前を通った時にビックリしました。

 

偶然にも前週の朝方

尿管結石でお世話になった時は

静かないつもと同じ救急病院だったのが

その日は敷地内から溢れるくらいの長蛇の列。

 

代わりに立っている人もいるでしょうけど

調子悪く1人で受診される人には待っているだけで

悪化されちゃうんじゃないかと思うくらいの列でした。

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★番外編　50代のインフル②★

 

思い当たる節がないわけではありませんが

1月4日(土)深夜

家族のほとんどが高熱にうなされました。

 

ただ、

子供は少し前に罹ったインフルＢ型時の予備の薬、

妻はたまたまインフルにも多少効果のある薬によって

そこまでひどくはなりませんでした。

 

私は38.5度を超えたあたりから

「救急病院へ」と考えていたのですが

あの行列を思い出し諦め

ネットを参考に

尿管結石時の残っていた坐薬を入れました。

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★番外編　50代のインフル③★

 

1月5日(日)の朝には滝のような汗のおかげもあって

熱も下がり「あれ？インフルじゃなかった？」とさえ

思えるくらい元気でした。

 

しかし薬の効き目がなくなるころには

昨晩同様39.6度超えでしたので

坐薬を使用したものの

自己判断の3回目は危険かもと判断し

1月6日(月)年明けのかかりつけ医の始まりを待つのと

1月7日(火)新年1発目の開店を諦めました。

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★番外編　50代のインフル④★

 

極端な言い方をすれば

ごまかして店を開けることも不可能ではありません。

 

でも人間として、1人の親として

今まで出来るかぎり真摯に向き合ってきたお客様を

ごまかしてまで開けたくはないと考え

休むことにしました。

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★番外編　50代のインフル⑤★

 

1月6日(月)病院へ行き検査をすると

やはりインフルＡ型でした。

ずっと意識がおかしく

待合室も起きて待っていられず

血中なんちゃらをつけられるくらい辛かったので

冗談じゃなく先(死)も考えました。

 

昔の人は言いました［病は気から］

 

ぶっちゃけ50代男性で

1番手洗いうがいを徹底したはずなのに

誰とも合わなくても数分外に出ただけでも

手洗いうがいをしてきたのに…

 

そんな思いもあって

病に対抗する気は無くなっていました。

 

異常行動はありませんでしたが

いつ起きて、いつ寝てるのかわからないくらい

意識がおかしかったです。

その時は常に異世界の誰かに襲われていました。

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★番外編　50代のインフル⑥★

 

処方された薬×ニンニク注射のお陰で

1月7日(火)午後には平熱近くまで落ち着きました。

が、咳が止まらず1月7日(火)夜から

1月8日(水)朝にかけてほぼ一睡も出来ず

意識がおかしくなり

この時はなぜか誰も思いつかないような

戦隊ヒーローアニメ系の脚本家になって

みんなの前でスラスラと喋っていました。

残念ながら

素晴らしい脚本だった事以外思い出せません。

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★番外編　50代のインフル⑦★

 

1月8日(水)朝

そうだ！調子を戻すためにも適度な食事と運動だ！

咳は出続けるものの日課の犬の散歩をしたのですが

恐ろしいくらいに体力が落ちており

いつもの半分で息が上がっていました。

足を見たら「いつ細くなった？」って思うくらいでした。

 

本当に情けなかった＆悲しかったです。

 

でも日に日に良くなり、

治った時に体力回復すればいいいやと思いながら

1月8日(水)夜飲みあわせも確認した

市販の咳薬も一緒に飲んで寝ましたが効果なく

この日も一睡もできず。

 

結果、また意識がおかしかった私は

店でスタッフへの指示後

横入りしたお客様を追い掛け回す

［指示→追いかけ］

10分後に

［指示→追いかけ］

更に10分後

［指示→追いかけ］

10分に1回繰り返される世界から抜け出せなくて 冗談じゃなくヤバかったです。

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★番外編　50代のインフル⑧★

 

1月9日(木)朝

自分自身が壊れているのがわかったので

取り返しがつかなくなる前に

妻へ再度病院をお願いしました。

 

行く前に

危険だとわかりつつ日課の犬の散歩へ行き

途中何度もふらつきながら何とか家まで戻り

診察までの僅かな時間を

youtubeの「ぐっすり眠れるBGM」をかけながら

ほんの少しだけ眠ることができました。

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★番外編　50代のインフル⑨★

 

病院到着後かなり待ったものの

同世代の先生に意識の状況を親身に聞いて頂き

妻には

「子供だけじゃなく大人でもありうるよ」と

優しく話していただきました。

 

薬は［咳をなんとかする］を最優先にすべく

何十年かぶりの飲み薬や見たことない吸入器を

処方してくれました。

 

1月11日(土)

咳はまだまだ出ていますが

意識がおかしくなるようなことは無くなり

徐々にですが、睡眠時間も増えてきました。

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★番外編　50代のインフル⑩★

 

今回に関しては

貴重な経験ができて…なんて絶対思いません。

 

ただ、先を考えたり、

起きている？寝ている？が

わからなくなるような年齢になったんだと。

気力もなく食事もとらないと

一気に筋肉が落ち動くこともままならない事を

肝に銘じて

もうひと踏ん張りしようと心に誓いました。

 

同時にこれを読んで

「俺はまだ大丈夫」と思っているあなたへ

大丈夫って思えるのステキです！頑張ってください♪

 

これを読んで

「俺は大丈夫かなぁ」と思っているあなたへ

是非ご来店いただき、もっと話をさせてください。

そして情報交換しながら

お互いの背中を支え合いつつ頑張りましょう！

 

最後に…

ここまで読んでいただいた全ての方へ

全く役に立たない＆単なる経験談を読んでいただき

本当にありがとうございました！

私にとってはここを読んで頂いている皆さんは

お客様でもあり大切な仲間でもあると思っています。

 

そんな皆さんと

どれだけ一緒に歩けるのかわかりませんが

これからもよろしくお願いします。

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